2025年6月、タレントの中川翔子(しょこたん)さんが投稿した一本の動画をきっかけに、ネット上が騒然となっています。
渦中にあるのは、話題のゲーム機「Nintendo Switch2」の開封動画。
そこで使用された「Nintendo Switch2」が「転売ヤーから購入したものではないのか?」という疑惑がもたれています。
この記事では、疑惑を持たれた経緯やその後の対応を誰にでも分かりやすく、ポイントを絞って解説していきます。
- 中川翔子さんのSwitch2動画はなぜ炎上した?
- なぜ今「転売」への批判がこんなに強いの?
- 過去の「虚言癖」ってどんな内容?
これらの疑問にお答えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
中川翔子「Switch2」開封動画で炎上!転売商品購入疑惑とは?
今回の騒動の発端は、冒頭「買っちゃたよー!買えたよー!!」で始まる「Nintendo Switch2」開封動画です。
なんで炎上?疑惑の発端は「レシートのような紙」
2025年6月8日、中川翔子さんは自身のYouTubeチャンネルに、待望の「Nintendo Switch2」の開封動画を投稿しました。
入手困難な「Nintendo Switch2」を手に入れた中川翔子さんに対しファンからは喜びのコメントが寄せられる一方、動画の一部に注目が集まります。
注目されているシーンは2分05秒あたり。
本体を包む緩衝材に、レシートのような紙が一緒に映り込んでいたところです。

レシートのどこが問題なの?
視聴者からは、このような疑問がもたれています。
「お店で買ったなら、レシートは袋か箱に直接入れるはず」
「これって、個人から買った証拠では?」
といった声が上がり、「転売ヤーから購入したのではないか」という疑惑が瞬く間に広がりました。
本人と事務所が疑惑を完全否定
この疑惑に対し、中川翔子さん本人は2025年6月15日に自身のX(旧Twitter)で「フリマサイトや転売ヤーからSwitch2を絶対に買っていません」と強く否定。
さらに、所属事務所もフライデーデジタルの取材に対しコメントを発表しました。
【事務所のコメント内容の要約】
動画のSwitch2は、妊娠祝いとして友人から贈られたもの。
友人が、保証書として使えるようにとレシートを同封してくれていた。
決してフリマサイトや高額転売のものを購入した事実はない。
事務所からの公式見解として疑惑は否定されたものの騒動は収まっていません。

買ったよー!って言ってなかった??
事務所が否定したのになぜ騒動が収まらない?3つの理由
中川翔子さんの事務所が「友人からのプレゼント」と経緯を説明し、一件落着かと思われました。
しかし、ネット上では依然として疑念の声や批判が燻り続けています。
なぜ、今回の騒動はここまで尾を引いているのでしょうか?
その背景には、大きく分けて3つの理由があります。
理由1:規約の「勘違い」? “譲渡禁止”の誤解が拡散
今回の騒動で、一部のネットユーザーから「そもそも任天堂はSwitch2の譲渡を規約で禁止しているはずだ」という指摘が上がりました。
これが、「友人からのプレゼント」という説明そのものへの疑念につながったのです。
しかし、これは規約の「勘違い」から生まれた誤解です。
- 任天堂が禁止していること
- マイニンテンドーストアなどで当選した「購入する権利」を、他人に譲渡・転売すること。
つまり、事務所の公式見解である友人からのプレゼントとしてもらう行為は、規約問題ありません。
しかし、この「譲渡禁止」という言葉だけが独り歩きしてしまい、「公式でも譲渡を禁止している!」という批判が一部拡散されています。
理由2:社会問題化した「転売」への強い嫌悪感
今回の騒動がここまで大きくなった最大の理由は、社会全体の「転売」に対する強い怒りです。
同時期に、人気YouTuberのラファエルさんが動画内で「今回は転売ヤーさんから購入しました」「転売ヤーさんありがとうございます」と公言し、大炎上。
「転売を助長するのか!」と厳しい批判が殺到しました。
この背景には、発売元である任天堂の並々ならぬ努力があります。
任天堂は、本当にゲームを遊びたいファンに製品を届けるため、過去に例を見ないほど厳しい転売対策を打ち出しました。
- 厳しい抽選参加条件
- 応募に「Switchソフトを50時間以上プレイしていること」「switchオンライン加入済み」といった条件を設定。
- フリマサイトとの連携
- メルカリ・ラクマなど大手フリマサイト運営会社と連携し、不正な高額出品を防止。
- レシートが保証書代わりに
- 購入時のレシートが保証書の代わりになるシステムを導入。(個人情報が特定されるのを嫌う転売ヤーへの対策)
これらの対策は、「転売ヤーからは買わないで欲しい」という任天堂からの強いメッセージです。
こうした企業の努力を知っているからこそ、ファンは転売行為に非常に敏感になっており、影響力のある著名人が関わることへの批判が一気に噴出する事態となっています。
理由3:過去の言動が招いた「またか…」という不信感
騒動が中川翔子さん個人への批判として根強く残っている背景には、彼女が以前から抱える「虚言癖」という疑惑の存在があります。
今回の騒動をきっかけに、過去の中川翔子さんの発言や行動の矛盾点をまとめた「虚言癖伝説」が、再びネット上で拡散。
「好き」と公言していることの知識が伴っていなかったり、ありえない体験談を語ったりしたとされる疑惑の数々です。
疑惑の内容 | 関連ジャンル | 具体的な矛盾点 |
---|---|---|
「ジョジョ好き」を公言 | ジョジョの奇妙な冒険 | キャラ名を答えられず、特徴的なポーズも取れない。 |
「ドラゴンボール好き」を公言 | ドラゴンボール | 初期に登場する重要キャラクター「ヤジロベー」を知らない。 王道のポーズと技名を間違えた。(かめはめ波とギャリック砲) |
「三人麻雀で国士無双をアガった」 | 麻雀 | 投稿された写真の牌の並びが不自然で、ルール的にありえないと麻雀ファンから指摘。 |
「愛猫が死んだ」と悲しみを投稿 | ペット | 投稿した猫の写真が、他人のブログの猫ではないかと疑われた。飼い主のアカウントをブロック |
もちろん、これらはあくまで「疑惑」であり、勘違いや記憶違いの可能性もあります。
しかし、こうした過去の積み重ねが、今回の「転売ヤーからの購入はしていません」という否定の言葉の信憑性に、一部の人々が疑問を持ってしまう大きな原因の一つになっています。
まとめ
最後に、今回の中川翔子さんの「Switch2騒動」について、ポイントを振り返ります。
- 発端:YouTubeの開封動画にレシートが映り込み、転売商品購入疑惑が浮上。
- 本人の対応:動画内では「買った!買えた!」と発言。その後、事務所が「友人からのプレゼント」と疑惑を完全否定。
- 炎上の背景:”譲渡禁止”規約の「勘違い」。「転売」への世間の風当たり。過去発言の信頼性
今回の件は、影響力のある芸能人やインフルエンサーが、SNSで情報を発信する際の難しさを改めて浮き彫りにしました。
今後、中川翔子さんが「どのような発言をするのか」注目してみていきましょう。
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