「ファミチキ応援隊長」にJリーガーが就任!
X(旧Twitter)やTikTokでそんな投稿を見かけて、「え、どういうこと?」と気になった方もいるのではないでしょうか。
しかも抜擢されたのは日本代表の選手でもなくJ3リーグ・栃木シティに所属する田中パウロ淳一選手。
実は彼、サッカー選手でありながら「TikTokで5.6億回再生を突破。SNS総フォロワー数はなんと62万人超え」というとんでもない「SNSの達人」でもあります。
この記事では、そんな田中パウロ淳一選手が何者なのか、なぜファミチキの応援隊長に抜擢されたのか、そしてなぜこれほどまでにSNSで人気なのか、その正体と経歴を分かりやすく解説していきます。
田中パウロ淳一とは?SNS総フォロワー62万人の経歴と正体
まず最初に、彼の基本的なプロフィールから見ていきましょう。
項目 | 詳細 |
本名 | 田中 淳一(たなか じゅんいち) |
生年月日 | 1993年10月29日 |
出身地 | 兵庫県加古川市 |
所属チーム | 栃木シティFC(J3リーグ) |
ポジション | ミッドフィルダー(MF) |
SNS総フォロワー数 | 62万人超(2025年9月時点) |
外国っぽい名前だけどハーフ?帰化?

「田中パウロ淳一」という名前・顔立ち・陽気なキャラクターから、「ハーフ(ミックス)なの?」「帰化選手なの?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
「田中パウロ淳一」選手は帰化選手ではなく、父親が日本人で母親がスペイン系フィリピン人の「ミックス」というバックグラウンドを持っている日本生まれの日本人です。
しかも「田中パウロ淳一」は選手としての登録名であり、本名に「パウロ」が入っているわけではありません。
なぜJ3リーガーなのにファミチキ応援隊長?その理由と経歴
今回の「ファミチキ あげあげ祭」応援隊長就任は、多くの人を驚かせました。
なぜ、数あるスポーツ選手の中から田中選手が選ばれたのでしょうか?
その最大の理由は、サッカー選手としての実績はもちろんのこと、「SNSインフルエンサー」としての圧倒的な影響力です。
- 若年層へのリーチ:ファミチキのキャンペーンは、特に若い世代をターゲットにしています。YouTubeやTikTokで絶大な人気を誇る田中選手を起用することで、スタジアムに足を運ばない層にもアプローチできると考えられました。
- 動画の拡散力:田中選手のTikTokは、プロサッカー選手のアカウントとして異例の5.6億回再生を突破。コミカルで親しみやすい動画は、ユーザーに「見てみたい」「シェアしたい」と思わせる力があります。
- キャラクターとの親和性:「ファミチキ」をモチーフにした公式グッズのプロモーションに、田中選手の明るく飾らないキャラクターがぴったりマッチしたと言えるでしょう。
「ファミチキ あげあげ祭」応援隊長就任は「Jリーガーの田中パウロ淳一」ではなく、「インフルエンサーの田中パウロ淳一」に注目した、新しい形のスポーツマーケティングなんです。
Jリーガー田中パウロ淳一が「インフルエンサー」として愛される理由

彼のSNSがなぜここまで多くの人に支持されるのか、その人気の秘密を深掘りしてみましょう。
1. 親しみやすい「おもしろ動画」
サッカー選手というと、ストイックでクールなイメージを想像しがちですが、田中選手の投稿はまったく違います。
自身の名字ネタや、巧みなドリブルを絡めたおもしろ動画を定期的に投稿。
アスリートらしさの中にも、どこか親近感を感じさせるキャラクターが、サッカーファン以外にも広く受け入れられています。
2. マルチプラットフォーム戦略
YouTubeでは試合のハイライトや練習風景だけでなく、食べ歩きや「〇〇してみた」系のバラエティに富んだコンテンツを配信。
TikTok、Instagram、X(旧Twitter)など、それぞれのプラットフォームに合わせた投稿を使い分け、ファンとの接点を広げています。
3. ファンとの双方向コミュニケーション
InstagramのストーリーズにあるQ&A機能などを積極的に活用し、ファンからの質問に答えるなど、コミュニケーションを大切にしています。
一方的な情報発信ではなくファンと一緒に楽しむ姿勢が、支持を集める理由の一つです。
まとめ
田中パウロ淳一選手が何者なのか、今回のファミチキ応援隊長就任の件から見えてきた要点をまとめます。
- 正体は「ミックス」で帰化選手ではない:父親が日本人、母親がスペイン系フィリピン人の間に生まれたミックス(ハーフ)です。
- 起用理由は「SNSインフルエンサー」として:サッカー選手としての能力に加え、SNSで圧倒的な影響力を持つインフルエンサーとして評価された結果です。
- 人気の秘密は「親しみやすさ」:硬派なアスリートのイメージとは異なる、明るく親しみやすいキャラクターが若年層を中心に支持されています。
「イロモノJリーガー」と揶揄されることもあるようですが、彼のSNS発信は、スポーツ選手の新しいあり方、新しいビジネスモデルを切り開いているとも言えます。
これからも、サッカーとSNS、両方での活躍から目が離せませんね!
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