「最近SNSよく見る、動物と物体が合わさったキャラクターは何?」
「なんか意味不明なのにクセになる!」
「トントントントントンサフール!」
2025年に入り、InstagramやTikTokを開くと、「動物と物体を合成した謎のAI画像」ばかりが流れてくる現象に遭遇していませんか?
これは「イタリアンブレインロット」と呼ばれるネットミームで大きな話題となっています。
一度見たら忘れられないカオスなキャラクターと、意味が分からないのになぜかクセになる音声に、世界中のユーザーが沼っています。
この記事では、そんな謎多きネットミーム「イタリアンブレインロット」の正体から、その誕生の経緯、奇妙なキャラクターの由来、そしてなぜこれほどまでに流行しているのか、その理由を誰にでも分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、あなたも「イタリアンブレインロット」の奇妙な魅力の虜になるかもしれません。

イタリアンブレインロットとは?謎のミームの正体
「イタリアンブレインロット」とは、2025年初めから海外で流行りだし、日本へと広がりつつある新しいネットミームのことです。
- AIで作られた不思議なキャラクター
動物と物体を組み合わせてできた、ちょっと奇妙な架空の生き物が登場します。見た目は人のように擬人化されています。 - イタリア語っぽいリズミカルな音声
キャラクターには、イタリア語風で韻を踏んだ名前がつけられていて、その名前を繰り返すような耳に残る音声が特徴です。 - ショート動画で大人気
TikTokなどのショート動画アプリで、このキャラクターと音声を組み合わせた動画が多く投稿され、世界中で話題になっています。
奇妙でどこか不気味。なのに面白い映像と、一度聞いたら耳から離れない独特なネーミングが組み合わさり、TikTokなどのショート動画プラットフォームで爆発的に拡散されています。
どうやって生まれたの?その起源と「ブレインロット」の意味
この奇妙なミームは、一体どこから来たのでしょうか。
その起源と、キーワードである「ブレインロット」の意味を掘り下げてみましょう。
ユーザー同士の合作から生まれた「イタリアンブレインロット」
「イタリアンブレインロット」の始まりは、2025年の初め頃に投稿された、今では削除されてしまった1本のTikTok動画とされています。
その動画は、あるユーザーが「息子とフォートナイトで遊んでいたら、祖母に邪魔をされた!」という内容を、奇妙なイタリア語風の音声で語るものでした。
その後、別のユーザーがこの音声に、青いスニーカーを履いたサメの画像を組み合わせた動画を投稿。

これが「トララレロ・トラララ」の原型となり、イタリアンブレインロットという現象が始まるキッカケとなりました。
特定の誰かが意図して創り出したというよりは、複数のユーザーの偶然の連鎖と創造性によって自然発生的に生まれたミームと言えます。

「ブレインロット」の意味は?「脳が腐る」という意味のスラング
「ブレインロット」とは、「Brain=脳・rot=腐敗」となり、直訳すると「脳の腐敗」を意味する英語のスラングです。
ネット上では、あまりにもくだらない、または価値が低いとされるコンテンツや、意味不明でカオスなミームに長時間触れすぎた結果、思考力が低下してしまうような状態を指して使われます。
つまり、「イタリアンブレインロット」は、その名の通り「脳が腐ってしまうほど意味不明で奇妙」なイタリア風(?)のコンテンツ群、というニュアンスで名付けられたと考えられます。
キャラクターは何種類いる?増殖し続けるカオスな仲間たち
イタリアンブレインロットの魅力は、なんといってもその個性豊かでカオスなキャラクターたちです。
では、一体何種類くらいのキャラクターが存在するのでしょうか。
現在確認されているだけで100種類以上!
驚くべきことに、現在知られているだけでも100種類以上のイタリアンブレインロットキャラクターが存在すると言われています。
しかも、このトレンドはオープンソースのように誰でも新しいキャラクターを創造できるため、その数は今もなお増え続けています。
キャラクターには、それぞれファンによって作られた関係性や物語が存在し、「実はライバル関係」「この二人は恋人同士」といった二次創作的な設定が日々追加され、世界観をさらに奥深いものにしています。

まとめ
今回は、2025年に世界を席巻しつつあるネットミーム「イタリアンブレインロット」の正体について解説しました。
- イタリアンブレインロットとは?
- 2025年初頭にTikTokで自然発生した、AI生成によるカオスなキャラクターが登場するネットミーム。
- ブレインロットの意味
- 「脳の腐敗」を意味し、価値の低い、またはカオスなコンテンツを指すスラング。
- キャラクターの種類
- 確認されているだけで100種類以上存在し、今も増え続けている。
- 「トララレロ・トラララ」や「ボンバルディーロ・クロコディーロ」などが有名。
AIが生み出す「ありえない体験」と、意味不明だからこそ知りたくなる好奇心、そして耳に残る中毒性の高い音声が組み合わさった「イタリアンブレインロット」は、単なる一過性の奇妙な流行ではなく、新しいエンターテイメントの形と言えるのかもしれません。
次にどんなカオスなキャラクターが登場するのか、この奇妙なミームの動向から目が離せません。

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