「センテンススプリング」という言葉を耳にしたことがありますか?
2016年に日本中を騒がせた、タレントのベッキーさんと「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音さんの不倫報道。
その中で交わされたLINEのメッセージの「センテンススプリング」が大きな話題となりました。
そして2025年5月、永野芽郁さんと田中圭さんの不倫疑惑報道で再びトレンド入りをして注目を集めています。
この記事では
「センテンススプリング」とは一体何なのか、その意味や由来、元ネタとなった事件、そしてなぜ今再び話題になっているのかを徹底解説します。
さらに、同じくこの騒動から生まれた迷言「卒論」についても紹介します。
「センテンススプリング」の意味とは?=週刊文春
ネット上で「センテンススプリング」という言葉に、初めて触れた方は「一体どういう意味?」と首をかしげるかもしれません。
「センテンススプリング」とは、英語の「sentence(センテンス=文)」と「spring(スプリング=春)」を組み合わせた造語です。
つまり、「文春」。週刊文春のことを意味する造語です。
「センテンススプリング」はいつ・誰が生み出した?
「センテンススプリング」が生み出された背景には、2016年1月に週刊文春が報じた、ベッキーさんと川谷絵音さんの不倫スキャンダルにあります。
項目 | 内容 |
---|---|
言葉 | センテンススプリング |
直訳・意図 | 週刊文春 (「文」=センテンス、「春」=スプリング) を指す隠語 |
使用者 | ベッキーさん (川谷絵音さんとのLINEでのやり取りにて) |
状況 | 週刊文春に自分たちの関係がスクープされる可能性を認識していた際の会話 |
流出した二人のLINEのやり取りの中で、ベッキーさんが週刊文春のことを「センテンススプリング!」と表現しており、一気に世に知れ渡りました。
不倫というスキャンダラスな状況と、あまりにも直接的な隠語のアンバランスさが、ネットユーザーの注目を集める大きな要因となったのです。
元ネタはベッキーと川谷絵音の不倫スキャンダル
「センテンススプリング」誕生の背景には、2016年に日本列島を揺るがせた一大スキャンダルがあります。
- 報道内容
当時、好感度の高いタレントとして絶大な人気を誇っていたベッキーさんと、人気バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音さん(当時既婚)の不倫関係を報道。 - 衝撃の証拠
本人たちは一度否定したものの、週刊文春は二人の親密なLINEのやり取りやツーショット写真などを掲載。 - LINEでの会話:流出したLINEには、以下のような内容が含まれていました。
- ベッキーさん:「素敵なイブとクリスマスをありがとう」「けんちゃん(川谷絵音さんの愛称)のおかげだよ」
- 川谷絵音さん:「色々ありがとうね!」「ベッキー、大好きだよ!」
- そして、週刊文春の取材に対する警戒心を示す中で登場したのが「センテンススプリング!」というフレーズです。
この報道でベッキーさんのイメージを大きく損ない、数多くのCM降板や番組出演見合わせに繋がりました。
一方、川谷絵音さんも強い批判を浴びることとなりました。
2016年ネット流行語大賞金賞受賞の快挙(?)
そのインパクトの大きさから、「センテンススプリング」は2016年の「ネット流行語大賞」で金賞を受賞するまでに至りました。
これは、この言葉がいかにネット上で話題となり、多くの人々の記憶に刻まれたかを物語っています。
この受賞は、日本のインターネット文化において、芸能スキャンダルから生まれた言葉が社会現象にまで発展する力を持つことを示した一例と言えるでしょう。
なぜ今「センテンススプリング」が再注目?トレンド再浮上
2016年に生み出された迷言が9年たった今、再度注目されています。
永野芽郁と田中圭の不倫報道と「センテンススプリング」
2025年5月、人気俳優の永野芽郁さんと田中圭さんの不倫疑惑が週刊文春によって報じられました。
この報道を受け、ネット上では「センテンススプリング再び!」「令和のセンテンススプリングか?」といった声が上がり、Twitter(現X)などのSNSで「センテンススプリング」がトレンドワードとして急浮上しています。
- 報道の類似性
人気芸能人同士の不倫疑惑、そしてそれを報じたのが「週刊文春」であったという点
一度否定したものの、追加の報道がされたこと - ネットユーザーの反応
過去の事件を思い出した人々が、当時の衝撃や「センテンススプリング」という言葉のインパクトについて再び言及し始めた
このように、新たな芸能スキャンダルが報じられるたびに、「センテンススプリング」はまるで伝説の言葉のように呼び起こされる傾向にあります。

もう一つの迷言:「卒論」とは?
「センテンススプリング」と並び、ベッキーさんと川谷絵音さんの不倫騒動から生まれたもう一つの迷言が「卒論」です。
「卒論」の意味とは?=離婚届の隠語
「卒論」とは、二人のLINEのやり取りの中で川谷絵音さんが当時の妻との離婚届を指して使った隠語です。
- 川谷絵音さん:「ちゃんと卒論書くから待ってて欲しいな」
- ベッキーさん:「卒論提出できたら、けんちゃんにいっぱいワガママ聞いてもらおうっとー!笑」
この「卒論」という表現は、ネット上で瞬く間に拡散。
「妻との結婚生活を終えること=卒業する」という意味合いで使われたと考えられています。
川谷絵音さんは当時、ベッキーさんとの関係を深める一方で、現在の結婚生活からの「卒業」を望んでいたとされています。
- 「離婚を卒業と呼ぶのは軽率すぎる」
- 「相手(妻)の気持ちを全く考えていない」
- 「人生の大きな決断を、学生の課題と同列に扱うな」
皮肉な「卒論提出」と騒動の結末
2016年5月には、川谷絵音さんは自身のブログで離婚を発表した際には
「ついに卒論提出したのか!」「卒論提出おめでとう(皮肉)」といったコメントが相次ぎました。
「卒論提出」した川谷絵音さんですが、ベッキーさんとの関係も結局は破局。
結果的に、川谷絵音さんは妻とベッキーさんの双方を失うという皮肉な結末を迎えました。
まとめ
「センテンススプリング」という一見奇妙なフレーズは、2016年のベッキーさんと川谷絵音さんの不倫スキャンダルという衝撃的な出来事から生まれ、ネットミーム化した言葉です。
その背景には、LINEというプライベートな会話の流出、週刊文春のスクープ力、そして「卒論」といったさらなる迷言の登場がありました。
2025年になってもなお、新たなスキャンダルと共にトレンド入りする「センテンススプリング」。
果たして今話題になっている田中圭さんは「卒論」提出することになってしまうのでしょうか。
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